東京大空襲
-昭和20年3月10日の記録-
著者 早乙女 勝元
発行 岩波書店
毎年、8月15日の終戦記念日が近づくと
マスコミが特番や特集記事を組むが、
昨年は60周年でおおきく取り上げられた。
私事ですが終戦の周年と私の満年齢が一緒で且つ、
12月8日(真珠湾攻撃)生まれ、何かの縁を感じる。
当時、私の家族は5人、東京の下町で暮らしていたが、
3月10日に東京大空襲で被災しました。
母親の話では町内で家族全員の生還は我が家だけ、
それは奇跡だとの事です。尤も、伯父は硫黄島で戦死しておりますが・・・。
上記の本は被災者でもある著者が
生き残った人々を取材し戦争とは何かをを訴えた本。
発売当時に一読した。親の体験談と符号する事が多く興味深く又、
いろいろ考えさせられた事を記憶している。
最近、図書館で偶然にこの本をみつけた。
ネットで調べたらすでに絶版。だがあえてこの欄でとりあげた。
一夜にして10万人を焼き尽くした東京大空襲から61年、
この不幸な歴史にあらためて思いをめぐらした次第であります。
参考
東京大空襲60年母の記録 森川寿美子、早乙女勝元著(岩波書店)2005年3月刊。
その他、東京大空襲に関する早乙女氏の著作本は、河出書房新社、草の根出版、
新潮文庫等で発売されています。

担当 I・K
この本にご興味を持たれたら、
ぜひ、岩波書店さんの紹介ページをご覧になってみて下さい。