パリ~ボルドー
1895-最初の本格的自動車レース
著者 高斎 正
発行 インターメディア出版
特に“スピード”や“メカ”に強いわけでもなく、
せいぜい週末にマイカーを転がす程度の俄かドライバーだが、
何となく「自動車」の世界(歴史も含めて)に入っていけるところに本書の魅力がある。
1895年6月11日、パリの凱旋門のあるエトワール広場からベルサイユへ走行した、
動力源が「蒸気エンジン、ガソリン・エンジン、それに電気モーター」の各々22台の
自動車が、同日午後0時2分、一番手の「プジョー」から順次2分おきに、
パリ~ボルドー往復約1200キロのノン・ストップレースへと旅立つ。
レース中の平均速度が時速20キロでマックスと考えられていた時代の話である。
「プジョー」「ダイムラー」「ベンツ」「ミシュラン」「ギネス」・・・
どこかで聞いたような名まえが著者の脱線話も交えて折々紹介されるのも一興である。

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